アメリカ渡航へは、CDCの規定および、到着空港の州のルール、および最終目的地の州ルールを確認する必要がございます。目的地がニューヨーク州で、日本から直行便を利用して入域する場合、CDCの規定とニューヨーク州の規定を確認します。

【CDCの規定】

：疾病対策予防センター（Centers for Disease Control and Prevention: CDC）は、2021年1月26日より、アメリカ線への搭乗に際し、2歳以上のすべての方は、以下１および２が必要になります。

１.新型コロナウイルス検査の陰性証明書or渡航許可書類
：以下のどちらかの書類をご用意
・米国行きフライトの出発前3日以内にウイルス検査を受け、陰性の検査結果(書面または電子コピー)を用意
・新型コロナウイルスから回復したことを示す文書

２.宣誓書（Attestation）
：「米国が求める要件を満たした新型コロナウイルスの陰性証明書を取得したこと」または「新型コロナウイルスから完治し渡航に支障がないと診断されていること」を宣誓する宣誓書を用意、搭乗時に航空会社へ提示ください。

詳しくは、下記よりご確認ください
アメリカ 入国要件　陰性検査結果提示と宣誓書の提出

【ニューヨーク州の規定】

：CDC規定と重複するものもございますが、ニューヨーク州の求める24時間以上州外にいた旅行者を対象とする概要は下記の通りです

１.旅行者はニューヨーク到着前、出発から3日以内にCOVID-19検査を受ける必要があります

２.旅行者はニューヨークに到着後、3日間隔離する必要があります

３.検疫4日目に、旅行者は別のCOVID検査を受け、両方のテストが陰性の場合、
　2番目の陰性診断テストを受け取った時点で検疫終了できます
　※検査を受けない場合は10日間の隔離が必要になります

４.上記等を確認するため、事前に健康フォームへの記入・登録が必要です
　空港到着時等に記入証明書を要求されます。
　健康フォーム記入サイト（英語）　https://traveler.health.ny.gov/

＊詳細・最新情報は、必ずニューヨーク州の旅行ガイダンスをご確認ください
　COVID-19 Travel Advisory（英語）

＊2021年4月1日より、アメリカ国内旅行（他州からの入域する人）に対して課していた隔離措置が廃止となります。ただし、引き続きトラベルヘルスフォームの提出は求められます。
　Quarantine for Domestic Travel Will No Longer Be Required Starting April 1st　

【まとめ】

：2021年3月30日現在、CDCおよびニューヨーク州の規定を踏まえ、ニューヨーク州を目的地とする旅行において必要なことをまとめると、下記のようなイメージになるかと思います。

①渡航予定日のフライト予約・発券
②出発前3日以内にウイルス検査を受け、陰性証明書を取得
③宣誓書をダウンロードし、サインして搭乗時に提示
④ニューヨーク到着後の隔離滞在用のホテルを予約
⑤ニューヨーク州指定の健康フォームに登録
⑥ニューヨーク州で受けるウイルス検査をどうするか検討

【その他】

：CDCでは、国ごとにリスク区分を設定しており、レベルに応じた準備や決まり事がございます。日本はつい先日までレベル4でしたが、2021年3月30日現在、日本はレベル2　対象になります。
　https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/covid-4/coronavirus-japan
　渡航を検討する際は、CDCをはじめ最新の情報を常に確認することが重要です

＊日本からニューヨークへの直行便を利用し、空港到着後ニューヨーク州には滞在せずに近隣州（CTコネティカット州、NJニュージャージー州、PAペンシルバニア州など）に専用車などで移動する場合は、ニューヨーク州の隔離規定は適用しなくても大丈夫です。最終目的地の属する州の規定に従ってください。ただし、健康フォームへの登録は必須です。（健康フォームの質問項目に、滞在しない場合の選択肢がございます）

＊ニューヨークJFK空港にもターミナル1、ターミナル4、ターミナル5の外に検査センターがございます。
　https://www.jfkairport.com/announcements/covid-19-testing

＊現在、航空会社、各国政府等により、検査結果やワクチン接種履歴等のデジタル証明書（「コモンパス」や「IATAトラベルパス」）の開発が進んでおり、より便利な仕組みの構築が急がれています。
　ANA デジタル証明書「コモンパス」の実証実験を実施します

アメリカ ニューヨーク直行便状況
アメリカ 入国要件　陰性検査結果提示と宣誓書の提出