大韓航空とアシアナ航空の スルーチェックインサービス開始
韓国の2大航空会社、スカイチームの大韓航空とスターアライアンスのアシアナ航空は、2020年12月15日より 相互のスルーチェックイン(乗り継ぎ搭乗手続き)サービスを開始しました 。
スルーチェックインにより、乗り継ぎをする場合、最初の搭乗手続きの際に、乗継便の座席指定や搭乗券の発行を行い、最終目的地までの荷物の預かりも可能です。
これにより、ソウル仁川空港での必要乗継ぎ時間も両社をまたいだ利用でも短縮されることになり、ソウル経由の渡航がより便利になります。
例えば、日本→ソウル間はアシアナ航空、ソウル→ロサンゼルスは大韓航空を利用する旅程を組んでいた場合、以前はソウル仁川空港到着時に大韓航空乗継ぎカウンターでの手続きが必要でした。
今回のサービス開始により、日本出発時に最終目的地ロサンゼルスまでの搭乗手続きが完了。ソウル到着時もそのまま次の便の搭乗口に移動できるようになりました。
フライト本数が激減している現在、目的地まで直行便がなく乗継ぎが必要な場合も増えてきておりますが、両航空会社を利用した乗継ぎという選択肢がひとつ増えたかと思います。
2020年11月に大韓航空によるアシアナ航空買収が発表されており、異なるアライアンスなど今後どのような形になるかはまだわかりませんが、ソウル経由の渡航がより便利になっていきそうです。