JAL機内ソーシャルディスタンス
日本航空では、国内線において機内でのソーシャルディスタンス確保のため、座席指定できる席の制限を始めました。
簡単に言えば、なるべく並びで座らないような座席利用にするということです。
例えば、ボーイング787や、エアバスA359の機材の座席は、3席-3席-3席の配列になりますが、原則として各配列の中央の座席は座席指定対象外とするというものです。例えばある日の座席マップを確認すると下記の通りの状況です。
×になっているのが既に座席指定済みかブロックされており、現在座席指定ができないところ、白いところが座席指定可能なところになります。確かに真ん中席が座席指定できず、窓側か通路側のみ指定できる席がある状態でした。
では、他の配列の機材はどういう風にしているのだろうとチェックしてみると、下記の通り。
大型機材で3-4-3の配列は、真ん中ブロックの4席のうち、中2席は指定不可ですね。
2-3-2の配列機材では、窓から2席のブロックは、通路側が指定できず、窓側にのみ指定できるようになっていました。
さらに小型な2-2配列の機材ですと、両サイドの窓側にのみが座席指定可能な状態でした。
ここ最近に弊社でフライト手配したお客様には、ご希望をお伺いしてなるべく混雑していない座席エリアで、少し離して指定を入れておりましたが、実際の搭乗の際には、他の予約者が近隣の座席に指定してくる可能性が十分にありました。しかしこういった航空会社の取り組みにより、販売できる座席数が減るという点はございますが、搭乗する立場を考えると、マスクはしていても気持ち的にほっとするかと思います。
この取り組みは当面の間実施するということですが、今後、よりフライト時間が長くなる国際線でも運航中止していた路線の復活はこのような形から始まるのかも知れません。詳しくは、下記JALホームページをご確認ください