先日、新型コロナワクチンの職域接種で、２回目のモデルナ社ワクチンを接種してきました。事前に副反応については多方面から聞いてはいましたが、私もしっかり倦怠感と発熱を体験しました。

私の同居家族には、ファイザー社ワクチンを２回接種済み者の家族、モデルナ社ワクチンを２回接種済みの家族がいたのでその時の様子も踏まえて、ここに書いておこうと思います。

ファイザー社ワクチンを接種してきた家族は、70歳代、50歳台、40歳代などでしたが、２回目接種後少し微熱がありました。その他腕が痛い（腕が上がらない）等の症状がありましたが、みな身構えていたほどの症状は出ませんでした。

そして、つい先日モデルナ社の２回目のワクチン接種を受けた20歳代の家族は、接種した日の夜中から発熱し、最高39度まであがり、翌々日ぐらいまで影響を受けました。本人曰く、初日の夜は発熱もそうだが、接種した腕が痛くて寝返りができないし、朝方まで寝れなかったよ、けっこうしんどかった。。。とぼやいていました。

そんな事前情報と、ニュースで言われている80％近くの人が38度以上の発熱を経験！というニュースに怯えながら受けてきた私の２回目接種。夕方の接種が終わりまっすぐ帰宅。夕食を摂ったあとは夜9時過ぎから早々と寝る準備。あわよくば寝ている間に発熱して、朝起きた時には熱よ引いててくれ～！と思っていましたが、そんな都合よくはいきません。

はじめにしっかりと症状を感じたのは夜中3時頃、全身の倦怠感と接種した腕まわりの痛み（熱を帯びた感じ）、熱を計ると37.6度・・・。やっぱりか、、、と思いつつまだそこまでの熱ではないからと解熱剤も飲まずに枕代わりにしていたアイスノンを新しいものに交換して再度寝るチャレンジ。しかしなんか寝付けない。接種した腕まわりが熱をもっていて横向きになれず、モデルナワクチン経験済みの家族が言っていたように寝返りが打てない。。。寝付けず、体の倦怠感を感じる時にずっと仰向けでいるのはしんどく動きたくなるが、寝返りがしんどい。そんな悶々とした時間が続いた夜でした。

そして朝には体温38.1度。家族に「やせ我慢していないで早く薬飲みなよ」、と言われ解熱剤を飲むと30分～1時間ほどすると少し熱が下がってきてずいぶん楽になりました（もっと早く飲めばよかった・・・）。しかし夕方には薬の効果も切れて再度38度台突入。倦怠感も続きます。とにかく怠い。発熱のだるさだけではない感じがします。よくよく考えてみればコロナ禍になった2020年から体に気を付けていたせいか、一度も発熱していなかったので約2年ぶりの発熱です。38度でこんなにだるかったけな？という感じでした。

しかし食欲は熱のわりにはしっかりあったので、昼と夜はいつもとほぼ同じように食べ、２回目の解熱剤を飲んで就寝。翌朝にはようやく37度前半になり、昼には平熱に戻りました。腕の痛みや倦怠感も発熱が収まるのにあわせ引いていきました。

いま、やっと平常モードに戻ってみて、家族間では「ここまで副反応が出るということは強いワクチンなんだろうね」「インフルエンザワクチン注射でこんなになったことないもんね」なんて話していました。個人的にも3回目の追加ワクチン接種が必要になってもモデルナ社製は嫌だな・・・なんて思っていましたが、アメリカの医学研究報告でモデルナ社のワクチンは、現在広がっている「デルタ株」に対しファイザーよりも大幅な感染率に対する有効性を示しているという仮の研究結果が報告されていました。
（参考　https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.06.21261707v2　）

この強い副反応とコロナに対する有効性がトレードオフであるということでしょうか。

今後モデルナのワクチンを接種予定の方は、私なりに役立ったものを書いておきますので、副反応に備え枕元等にご準備ください。
①体温計：必須アイテム！
➁解熱剤：必須アイテム！
③アイスノン：氷まくらはとっても便利。頭や首を冷やす、うつ伏せになれば顔を冷やす、など万能です。２個あれば交互に使えて便利！
④水分：とにかく喉が渇きます。水やポカリなど必須です。
⑤冷たい果物：個人的好みですが、冷えたスイカブロックや桃はその冷たさと糖分は体に沁みます。
⑥食事：すぐに食べれて、あまり脂っこくないものがいいと思います。
　　　　（一人暮らしだったら食事作るのは億劫になります）

早くワクチンが広くいきわたり、医療体制への圧迫がなくなり、誰もが、自由に食べたり飲んだり旅したりすることができる世の中になりますよう心から願っています！